4月5日Tver「健康カプセル!元気の時間」で大腸がんの特集がされました。
毎年大腸癌でなくなる人は5万人。少し前までは40代前後に多かったですが、現在は20−30代にも増えてきています。
早期発見で根治を目指せる癌でもありますが、発見が遅れると、多臓器に転移や人工肛門の増設が必要になります。
体験談をもとに早期の症状や大腸癌の検査方法をおさらいしておきましょう。
大腸癌って何が怖いの?
毎年5万人もの人が亡くなる大腸癌。どんな病気で、なぜ早期発見が難しいのでしょうか。
大腸がんとは
大腸に悪性腫瘍ができることです。大腸はやく2mにも及ぶ臓器になり、部位によって名称・役割が異なります。悪性腫瘍ができた部位によって症状が変わってきます。
右側にできたら慢性的な出血や貧血が見られるとされていますが、腫瘍が大きくなるまでは症状が出にくいです。左側にできたら血便や排便困難が多いとされています。
大腸がんのステージ診断
大腸がんはステージによって治療が異なります。内視鏡治療〜最終手段の手術で根治切除等の治療方法があります。
大腸がんのステージは、深達度・湿潤度(周りの組織への広がり具合)・転移があるかの3つの因子から決まります。
治療
基本的には以下を目安に治療を進めていきます。
ステージ0〜2:内視鏡治療と手術が中心
転移があったり、深い場合は手術となります。
ステージ3:手術+薬物治療
術後再発防止のために化学療法が勧められます。
ステージ4:がん治療+症状緩和治療
多臓器への転移がある場合は、がん治療(部位や症状に合わて、手術の他にも薬物や放射線治療など)と、患者さんの状態によっては積極的な治療よりも症状和和らげる治療が優先されることもあります。
経験者の声
32歳 男性 直腸がん
血便と頻尿が自覚症状としてあり、受診したところ進行性の直腸がんと診断されました。ステージ3cと確定診断され、半年間抗がん剤治療を行いました。(一時的にストーマ増設しました)抗がん剤治療中は吐き気との戦いで、体重も10キロ減りました。今も抗がん剤の副作用の手足症候群を発症しています。手足の感覚が鈍く細かい作業ができない状況です。また、排尿障害もありトイレが頻回になっているのが辛いです。第二子もこれから考えていますが再発などの不安もあり妻と相談しながら日々送っています。
48歳 男性
突然血便が出て受診したところ直腸がんが判明しました。手術を経て今は仕事にも復帰しています、排便障害があり心身ともに疲れる時もありますが、生きているが当たり前ではないと思って頑張っています。
40代 女性
毎年健康診断を受けていて、便潜血の検査は2本とも陽性で、内視鏡の検査の案内が来ていました。元々痔がありそれが原因だろうと自分で考えていました。3年目、下剤の使用と食事も進まなくなり、家族の催促もあり病院を受診。結果はポリープが5つ、うち2つが大腸癌でした。今回はポリープ切除のみだったので最悪の事態は免れましたが、取り返しのつかないことになっていた可能性を考えるととても怖いです
大腸がんの検診方法
大腸がんの検診で初めに行うのは便潜血検査です。異常があれば精密検査となります。
便検査
費用:自治体であれば400円−1,000円程度。医療機関であれば3割負担で213−324円です。
方法:便に混ざった目に見えない血液を検査するもの。便潜血検査は、40歳以上を対象に多くの自治体で毎年実施されています。便検査で陽性が出たら精密検査(大腸内視鏡検査・注腸X線検査)を勧められます。
大腸カメラ
費用:保険適用で約5,000–30,000円程度。ポリープの切除や組織検査を行うと15,000–30,000円程度になります。健康診断や人間ドッグとし受ける場合は、全額自己負担となります。ポリープの切除は手術対象となります。
方法:肛門から内視鏡を挿入して直腸から盲腸までの大腸全部を観察します。大腸を空っぽにする必要があるため、前日は消化に良いものや20時ごろまでに食事を終えるようにします。当日は2Lの下剤を数回に分けて飲み、便が透明になるのを待ちます。
まとめ
年間の死亡者数を見ると他人事とは思えない、大腸がんです。”自覚症状がない”と言われていますが、体験談を読むと普通ではないことが前兆として現れているのがわかります。些細な違和感を放置せず、一旦検査することが、命を救うことに直結します。




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